ハローワーク求人票は「週休2日」で掲載しましょう。

「週休2日ですか?」「土日休みですか?」
ハローワークへ求人相談にいくと必ず言われることです。

少し直球なタイトルですが、採用コンサルティングをしていて本当に痛感していることなので、今日はそのままの言葉で書かせてください。

❶ 求職者は「休日」で求人を絞っている
転職活動をしている人の多くは、求人を検索するときに条件で絞り込みます。
Indeedやハローワークの検索でも、「週休2日」「土日休み」はよく使われるフィルターです。

そしてこんなデータがあります。
転職先を決める際に「働き方」を「給料」より優先すると答えた人は全体の65.8%。特に20代では71.1%が「働き方優先」と回答しています。
※JILPT(転職者の状況 ―労働力調査(詳細集計)の結果から― より抜粋)

給与より、働き方。
休日の数は、その「働き方」を判断するうえで最もわかりやすい指標のひとつです。週休1日の求人は、そもそも見てもらえないところで勝負が終わっています。

❷ 週休2日は「大企業の話」ではない
「うちみたいな小さな会社には無理」と思っていませんか?
2025年の調査では、「何らかの週休2日制」を採用している企業割合は92.6%にのぼります。
※厚生労働省)令和6年就労条件総合調査の概況 より抜粋)

そのうち完全週休2日制を採用している30〜99人規模の企業の割合は53.6%。
※Indeedより

つまり、中小企業でもすでに半数以上が週休2日を導入しています。
週休2日でないことは、もはや「業種の特性」ではなく、「選ばれない理由」になりつつあります。

❸ 「週休2日にできない」本当の理由を整理してみる
ここで少し立ち止まって考えてみましょう。「週休2日にできない」と感じる理由は、主にこの3つではないでしょうか。

① 人が足りない
→ 逆です。週休2日にしないから人が来ない、だから人が足りない——この悪循環に入っています。

② 今の社員が週休1日で働いてくれている
→ 現社員も内心、休みが増えることを望んでいる可能性が高いです。採用だけでなく、定着にも効きます。

③ 業務量的に無理
→ まず「完全週休2日」でなく「週休2日制(月2回程度)」から始めることもできます。求人票の表記を工夫しながら、少しずつ体制を整える方法もあります。

❹ 週休2日にしたら、何が変わるか
実際に採用代行をしていて、休日条件を見直しただけで応募数が変わったケースは珍しくありません。
求人票に「週休2日制」と書けるようになっただけで——

ハローワークの検索に引っかかるようになる
Indeedの表示順位が上がることがある
「この会社、ちゃんとしてそう」と思ってもらえる
休日は、会社のイメージそのものを決める情報でもあります。

❺ それでも難しいなら、「書き方」で工夫する
すぐに週休2日に移行できない場合でも、求人票の書き方で印象は変えられます。
たとえば——

✕「週休1日(日曜)」
〇「週1日以上休み・月8日以上休日あり。土曜午後休みの場合あり」

事実は変えなくても、伝え方を変えることで受け取られ方は変わります。
ただしこれはあくまで応急処置。根本的には、休日の見直しが採用力向上の一番の近道です。

まとめ
✅ 転職者の約7割が「給料より働き方」を優先する時代
✅ 中小企業でも半数以上が週休2日を導入済み
✅ 週休2日にするだけで、求人の「土台」が変わる

採用がうまくいかない理由は、求人票の書き方だけではありません。条件そのものを見直す勇気が、最初の一歩になることも多いです。
「うちの会社、週休2日にできるのかな?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。現状の業務量や体制をヒアリングしながら、一緒に考えます。

👉 お問い合わせはこちら

株式会社suikus 代表取締役 小沢栄輝